やせる生活習慣
肥満は生活習慣の乱れなどが原因になることがよくあり、生活習慣を改善することはやせることにつながったりもします。
それは太っている子どもを見ると、たいてい親も太っているということが多いことからもわかるのです。
肥満体質は遺伝が原因である場合もありますが、それは実は3割程度で、あとは家庭での食事の取り方やその内容によるものが大きいのです。
太りやすい生活習慣を家族でしてしまうことこそが原因なのです。
やせるためにまずしなければならないことは、自分の食習慣を自己管理することで、自分に悪い習慣がないか、早食い、まとめ食い、間食などのチェックをしてみることが大切です。
この生活を見直す「行動療法」は食事や運動と同じように大切なことで、それには食事のたびに何をいつ、どこで、誰とどのくらい食べたかを、「日記」にきちんと書き付けていくのです。
そうすると自分自身の食生活の問題点が見えてくるでしょう。
夜更かしをしたりして夜遅くにものを食べると、胃がもたれて次の朝食事が取れなくなることはよくあることで、それは食事を不規則にさせ、脂肪を蓄えやすくしてしまうので、絶対に避けなければなりません。
そして日ごろからできるだけ歩くようにし、歩けるような距離を車や電車に乗らないようにすることなども大切です。
ほかにも日常から体を動かすように気をつけることが大切で、エレベーターよりも階段を利用し、床掃除などもこまめに行いましょう。
やせるためにはストレスをためることも明らかに悪い影響があり、イライラしてやけ食いに走ったりしないよう、好きな音楽を聴いたり、スポーツで汗を流してすっきりストレス解消ができるような環境を作ることも大切です。
まずは自分の生活を振り返って太る原因を見つけ出すこと、そしてそれを取り除く努力をすることこそが、やせるために生活習慣を整える方法でしょう。