グルコサミンの副作用について
グルコサミンはある程度長い期間摂取しなければ効果が得られないものですので、副作用が心配な人が多いかもしれません。
実際、グルコサミンには副作用というものがあるのでしょうか。
一番出やすいとされているグルコサミンの副作用は下痢や便秘など消化器系のものです。
グルコースと似通っているという点から、糖尿病の人はあまりのみ過ぎないほうがいいとも言われています。
けれども実際は、そう実例が報告されているわけではないようです。
ただし糖尿病の人が本当にグルコサミンを摂取するのであれば、医師に相談したほうがいいでしょう。
ある調査の結果によると、副作用といえるものとして吐き気、胸焼け、そして胃痛、消化不良などがあげられたようですが、たいした程度はなかったようです。
それから胃潰瘍がある人や妊娠中の人は、念のため医師に相談してからグルコサミンを摂取したほうがいいでしょう。
できれば食事と一緒、もしくは直後にグルコサミンを飲むようにするといいでしょう。
グルコサミンはもともと身体に存在する成分なので副作用はほとんどないのですが、カニやエビなどの甲殻類が原料となっているため、これらにアレルギーがある人は気をつけたほうがいいでしょう。
このようにほとんどが胃に不快感を覚えるというような副作用ですが、1~3週間もすれば治るもので、仮に大量にグルコサミンを摂ってしまったとしても毒性のあるものではありません。
今までの関節炎治療に使われていた薬と比較しても、グルコサミンはぐっと安全になっているということができます。