魚の目は皮膚科で受診
足の裏や指が強い圧迫から角質化し、魚の目やタコを作ってしまって病院の治療を受けるという人は、予想外に多いようです。
魚の目は命に関わるような病気ではないにせよ、一度できると非常に厄介なものです。
この厄介な魚の目とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
またの名を鶏眼とも呼ばれる魚の目は、皮膚への繰り返しの摩擦や圧迫によって角化した皮膚のことです。
魚の目の中心には芯ができ、くさび状に皮膚の深部に向かい感覚性神経を刺激します。
それが痛みの原因です。
主として体重のかかりやすい足の指側にできることが多いようです。
痛みの程度がひどいと歩行も困難になります。
症状が酷くて歩けないほどなら、皮膚科に行って医者に診てもらってください。
市販薬を使っての根治は困難です。
また、正しい靴の選び方等の知識を教えてくれる皮膚科もありますので、再発防止にも役立ちます。
足に合っていない靴は魚の目のひとつの原因となるからです。
靴の他にも、足の形や生活習慣なども魚の目の原因があるので、皮膚科の指導を受けた方がいいこともあります。
また魚の目は再発しやすいものですが、皮膚科に行くのが面倒だからといって自分で皮膚を削ったりするとよけに悪化することがあります。
もし万が一また魚の目ができたしまった場合は面倒でも必ず皮膚科を受診しましょう。